スタッフ

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Director 監督・脚本・編集:飯塚 健 (いいづか けん)

1979年生まれ。03年に映画『Summer Nude』で監督デビュー。同作に出演したきたろうの誘いで、「ファミリーボーン」(03)にて舞台の作・演出にも進出。絶妙な会話の群像劇に手腕を発揮し、多くの俳優から次回作への出演を熱望されている。代表作に『荒川アンダー ザ ブリッジ』シリーズ(11ドラマ、12映画)、『風俗行ったら人生変わったwww』(13)、『大人ドロップ』(14)、『REPLAY&DESTROY』(15ドラマ)、『神奈川県厚木市ランドリー茅ヶ崎』(16ドラマ)など。公開待機作にオムニバス映画『ブルーハーツが聴こえる』(17)、『榎田貿易堂』(17)がある。

 

飯塚 健

とあるナイター撮影時、思い詰めた様子で清水さんが近寄ってきました。けれど、じっと僕の顔を見つめるばかりで、なかなか口を開きません。こりゃ何か芝居の相談に違いない、と思い促してみても、押し黙ったまま……と次の瞬間、いきなり鼻に触れられました。「監督、ゴミ付いてたんで」と。
……ええ。彼女は鼻●●を取ってくれたのです。その時、「この映画いける」と思いました。
また、松井さんとは昨年春のドラマに続き、二度目の仕事となるのですが、髪を切り、金色に染めてくれ、眉毛の一部を失い、ごく近くで爆破され、時には鮮魚も抱きしめてくれました。……ええ。それはもう、相当に体を張ってくれたのです。その時、「この映画いける」と思えました。
映画の題材として最も手を出してはいけないものの一つ、それが漫才だと思います。が、そんな不安も二人と共に芝居を作っていくにつれ、払拭されました。
また、原作から異常に飛び出ることを深く広い懐でお許し頂いた山本さんにも感謝しております。毛色のまったく違うドラマ版と合わせて、楽しんで貰えたら嬉しいです

 

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原作:山本 幸久 (やまもと ゆきひさ)
1966年5月31日生まれ、東京都出身。漫画雑誌編集プロ勤務を経て、03年に「アカコとヒトミ」(後に「笑う招き猫」と改題)にて小説すばる新人賞を受賞し、作家デビュー。現代に生きる人々をユーモアあふれる筆致で愛らしく描き、多くの読者を掴む。代表作は、「凸凹デイズ」(05)、「ある日アヒルバス」(08)、「店長がいっぱい」(14)など。映像化作品は、「ある日、アヒルバス」(BSプレミアム/15)に続いて二作目となる。

山本 幸久
驚いた。自分が書いた小説の主人公ふたりが、銀幕の中で漫才をしているのだ、驚かないほうがどうかしている。
見た目はずっと可愛いしスマートだ。漫才もうまくておもしろい。
でも松井玲奈さんと清水富美加さんは紛れもなくアカコとヒトミだ。原作者冥利に尽きる。
監督をはじめキャストおよびスタッフの方々にひたすら感謝。

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Music@Mrs. GREEN APPLE
2013年4月にバンド結成、都内ライブハウスを中心に活動を開始する。12年2月に全国流通版「Progressive」を発売。7月にEMI Recordsからミニアルバム「Variety」でメジャーデビューを果たし、異例のスピードで大型夏フェスに続々参戦。12月に1stシングル「Speaking」(テレビアニメ「遊☆戯☆王ARC-V」エンディング)をリリース、全国ラジオの週間OAチャート1位を記録する。翌16年1月に1stフルアルバム「TWELVE」がオリコン初登場10位、6月に2ndシングル「サママ・フェスティバル!」(日本工学院2016CMソング)が9位に。11月に3rdシングル「In the Morning」、17年1月に2ndフルアルバム「Mrs. GREEN APPLE」をリリース。3月から自身最大規模のワンマンツアー「MGA MEET YOU TOUR」を開催中。また4月5日には自身初の映像作品「In the Morning Tour-LIVE at TOKYO DOME CITY HALL20161208」をリリース。4thシングル「どこかで日は昇る」は5月3日にリリースされる。

オフィシャルサイト http://mrsgreenapple.com
Twitter @AORINGOHUZIN

 

<メンバー>

大森元貴(おおもり・もとき)(ヴォーカル・ギター)
若井滉斗(わかい・ひろと)(ギター)
藤澤涼架(ふじさわ・りょうか)(キーボード)
山中綾華(やまなか・あやか)(ドラム)
髙野清宗(たかの・きよかず)(ベース)

大森元貴

(劇場販売用パンフレットより)
今回、漫才シーンの撮影現場にお邪魔させていただいて、監督と15分だけお話したんです。
その時に監督からいただいた言葉からインスピレーションを受けて「どこかで日は昇る」の制作を始めたんですが、とても不思議なエネルギー作用を感じました。
映画主題歌は、作品の一部を担うものだし、やらせてもらえることが夢だったんです。映画そのものを邪魔しちゃいけないものだし、自分たちの砦じゃないところで戦っている気もしました。